第23回オホーツクヨットレース レースレポート

2001.7.1

レース当日の朝6時釣りのモーターボートの人達が出艇を見合わせている、風速6メートル 波高1.5メートル今日はヨットレースどころでないよと言っている。
確かにこの先もこのまま風が強くなれば中止も有り得るが、ヨットの事を知らない人達には モーターボートより小さいヨットでこの海を走る事が出来るとは考えられないのでしょう。

8時30分受付開始、26艇32名の参加となった、9時開会式そして艇長会議を終了し皆元気に出艇していった。出艇する斜路が狭いので皆黙っていても協力し合いながらスムーズに出艇する事が出来た。砂川の後藤選手の奥さんは観戦に来ていたが一生懸命船台運びを手伝ってくれました、有難う御座います。

シーホッパー・レーザークラス
第1レース 風速3〜4メートル
予定の10時までにはコース設定が間に合わず、10時35分スタートとなった。
スタートは5.4.1.スタートの新ルールとなり、有利なサイドを見る時間にゆとりが無くなりました。少し上が有利のコースでしたが、私は真ん中位からのスタート、スタート後 何回かタックしたつもりではいましたがスターボを伸ばしすぎていて、最初に見つけたのはサイドマークでした、あわててタックそれでもまだ上マークが見えません、そのうちマーク艇が止まったので近づいて行くと上マークが見えました、もう少しでオバーセールする所でした。
何艇かはだいぶオーバーセールしたようです。ななななんと私1上トップで回航、サイドへ向けて一直線、後ろを気にしながら下までトップをまもりきる。
下回航時点で15艇身ほどの差があり楽勝と気を抜いてしまった と言うよりこんなトップを走る事に慣れていないと言う事だ。
自分ではカバーしていたつもりだったが第2上が近くなった時に後ろを確認せず、違ったコースで走ってしまったため第2上は木村選手、矢野選手に抜かれてしまう。コースはオリンピックコースの最後の上りをカットし下マーク回航後アビームでフィニッシュとなるコースのため、最終下である。
先の2選手は真っ直ぐ下に向っている、ここで勝負するしかないと 私はバイザリーにして少しインに入るコースを取った。これが大当たりしドンドンと伸びて2艇とは、だいぶ離れているが中間位でぬき返す位の位置につける事が出来た。下は6艇身くらいの差をつけて回航後、アビームで走り念願のトップフィニッシュを果たす。
所要時間1時間6分38秒

第2レース 風速2〜3メートル 12時25分スタート

1レースと同じく やや上有利のスタートライン、1上を狙うが上から5.6番でスタート しかもスタート時のスピードに乗れず下艇に先行され、ますますスピードが落ちる、そして上にもいるのでタック出来ず 2分ほど走りタックまたタック、トップは何処ででもタック出来るが相手艇がいると行きたい方向へもなかなか行けない、1上は上森保雄(兄)がトップで回航 定かで無いが続いて 木村・富田・私・山田・大倉の順で1上を回航、トップの上森兄がサイドマークを見つけれず大幅にコースから外れ差が縮まるが、サイド回航は何とか上森兄がトップ続いて山田・木村・富田・私・大倉の順でサイド回航と思われる。
サイド下はクオーターのはずだがウネリのせいでランニングで走っている感じがする、風が弱く波に乗った後セールがバッタンバッタンとシバーする走りずらい、下回航順は上森兄、木村、富田、私、大倉、山田で回航、最後の上りである何とか1艇でも抜こうと頑張るが順位変わらず第2上回航となる、ランニングのコースに入りトップ艇上森兄が木村選手とラフィングマッチしている、その間に富田選手と私が差を詰めるが抜くまでには行かなかった、後ろを振り向くと矢野選手が随分と追い上げて来ている、体を動かし船を煽ってト゜ンドンと迫ってきている、最近こういう乗り方をする人はあまり見かけなくなったが、規則42推進方法の違反と思われる乗り方である。
私は下までに抜かれてしまい富田選手もフィニッシュ直前で抜かれてしまった。フィニッシュは木村、上森兄、矢野、富田、私の順でフィニッシュとなった。
所要時間 42分39秒
オープンクラス
釧路 片脇ジュニアが3−1で優勝、 旭川の橋本選手は2−2で2位、網走の佐藤・谷江組が3位の結果となった。


紋別ヨット協会 会長 畑中正義 挨拶

北海道ヨット連盟会長代理 事務局長の 濱田さんの挨拶


写真を撮ってくれた札幌の羽田野さん、運営も手伝ってくれました。感謝してます。


第2レースフィニッシュ間時か、3マークを回り込みアビームでのフィニッシュ

北見の470

北見のシーマーチンコンビ

旭川 橋本さん

釧路 片脇おやじ

釧路 片脇ジュニア

優勝 千歳の木村選手

砂川 野田選手

札幌 大倉選手

紋別 上森保雄

紋別 上森幸雄

釧路 矢野選手 推進方法には気を付けて

レース委員長で紋別ヨット協会理事長の成田でーーーす。

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