いよいよコルサコフ入港
指定されたバースに着くと順子さんの姿があり手を振っている 急に心が落ち着き平常心に戻ったが それもつかの間 霜鳥が舫いをとるのに岸壁に飛び移った、ダメダメまだ上がったらダメと言われ慌ててヨットに戻る。税関やら警察やら軍隊か 分からないが10人ぐらい制服を着た人たちがいて、どうやってここまで来た、地図はあるのかと聞かれ サハリンの地図を持っていたらヤバイのかとドキドキしてしまう。また衛星航法だと言ったら機械を没収されないかと心配もした。インフロートからのファックスの中に地図があったのでそれをだした、あとの書類も予備と予備の予備まで全部まとめてあったが そのまま全部よこせと とられてしまった。しばしの時間が過ぎ今度は全員荷物とパスポートを持って上陸すれと 指示される 全員荷物の前に立ちパスポートを渡しまたしばしの時間・・ 結局時間ばかり かかりすべてフリーパスであった。やっと緊張もほぐれ安心する。 フリーパスで入国出来た喜びだけで、コルサコフ市の対応と順子さんの力添えがあればこそと、感謝と感激で胸が一杯です。 入国手続きが終わりヨットを港の奥の方へ入れる事になったが、勝手に港の中を航行すると あちこちに沈船があるので危険だからと、水先案内のロシア人と通訳のペチャさんが乗船してヨットを移動した。紋別では考えられないような係留場所ではあるが、ここなら多少の時化ても大丈夫な泊まり地である。
あとは順子さん、ペチャさん(通訳)港の社長さん、港管理の社長さん等とコルサコフ市の国際部長セイゲルさんらの歓迎をうけ さっきまでの緊張と心細さのせいか すべてが素晴らしい歓迎に感じられ コルサコフの人たちの心の暖かさ、そして紋別との交流をとても大事に思っていてくれている事を感じずにはいられず 来て良かったと心の底から感動と感激を感じ 今までの苦労もすべてふき飛んでしまいました。こんな感動と感激を今までに感じた事はなく 今までの苦労と比べたら問題にならない もっと苦労しないと つかめないぐらいの感動です。 サハリン時間の5時からレストランにて歓迎レセプションを開いてくれました。
コルサコフ市の助役さん、国際部長のセイゲルさん、港の社長さん、港管理(インフロート)の社長さん、それともう一人、そして通訳の順子さんとペチャさんの6人でした。 カンパイ、カンパイの連続でコルサコフのひとたちの心の暖かさを感じます。 2次会はペンギンバーの野外でビールを飲みその後、今日の船泊 霜鳥さんと斉藤さんは船に行き(ロシアの治安があまり良くなく警察も24時間ヨットの近くで見張りをしてくれていたが会員2人は必ずヨットに泊まる事にしていた) 私たち5人と順子さんでホテルのバーで少し飲みました。
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