第25回オホーツクヨットレース 
第29回全日本シーホッパー級ヨット選手権リハーサル大会
帆 走 指 示 書


1. 適用規則
   本大会は、国際セーリング競技規則(RRS2001−2004)、日本セーリング連盟規定、
  各クラス協会クラス規則、本大会実施要綱及び本帆走指示書を適用する。
  本レースはカテゴリーAの大会とする。
   RRS及びその他の規則と帆走指示書との間で疑義が生じた場合は、本帆走指示書を
  優先する。

2. 競技者への通告
   競技者に対する通告は、本大会会場内の本部横に設置された公式掲示板に掲示される。

3. 帆走指示書の変更
   変更は、当日の第1レースのスタート時刻より1時間30分以上前には掲示される。

4. 陸上で発する信号
  (1) 陸上で発する信号は、大会本部横ポールに掲げられる。
  (2) AP旗が掲げられた場合は、レースは延期される。予告信号は、AP旗の降下後45分以降に発せられる。
  (3) 出艇許可信号旗(紋別市旗)が掲げられていない場合は、出艇を禁止する。

5. レース日程
   7月 20日 (日) 8:00〜   受付、
            9:00〜   開会式・艇長会議
            10:25    第1R (シーホッパー・レーザークラス予告信号)
            10:30    第1R (オープンクラス予告信号)
           引き続き   第2R

6. レースエリア
   別添図に示す通りである。

7. コース
  (1) コースは次の通りである。( S―@―A―B―@―B―F )
                             
         F------△                               
 
           @        
                                       
                                       
A
                                          
                                           
           B        
                                              
        S-------△

  (2) マーク@は、マークBから約0.7〜1マイルの距離とする。スタートラインからBマークまでの
    垂直距離は約100mとする。

8. クラス旗
   シーホッパー・レーザークラスはシーホッパー旗
   オープンクラスはNOF旗とする。

9. マーク
  @ABマークは、1.2.3と書かれたオレンジ色の三角錐形を、スタートラインのアウターマークはS、
  フィニッシュラインのアウターマークはFと書かれた黄色の円柱形を使用する。
  マークの紛失及び流失の時は、M旗を掲げた運営艇が代替する。

10. スタート方法と信号
   スタート方法は次の通りとする。
  (1) 全てのスタートは、RRS26を適用する。
  (2) 予告信号がいまだ発せられていないクラスは、スタートラインから離れ準備信号が発せられた
    クラスのヨットを避けなければならない。
  (3) スタートラインは、スターボードエンドとなるコミッティボートのオレンジ旗を掲げたポールとポート
    エンドとなるアウターマークとの間とする。
  (4) 全てのレースにおいて、競技艇はスタート信号後4分以内にスタートしなければならない。
   
11. リコール
  (1) リコール艇があった場合は、RRS29.2により信号が発せられる。尚、リコールした艇がプレスタート
    サイドに復帰したとき、またスタート信号後4分が経過した時に、X旗を降下する。
  (2) ゼネラルリコールは、RRS29.3により信号が発せられる。
    ゼネラルリコールが発せられた時は、これに続くクラスのスタートは繰り下げられる。
12. コースの短縮
  (1) スタート後のコースの短縮は、RRS32によって信号が発せられる。その場合、フィニッシュラインは
    S旗を掲げた運営艇のポールと当該マークの間とする。
  (2) クラス旗の上にS旗が掲げられている場合は、そのクラスのみが適用される。
  (3) S旗か単独で掲揚された場合は、全クラスのコース短縮を意味する。

13. スタート後のコース変更
   スタート後にコースを変更する場合は、RRS33によって信号が発せられる。この場合新しいマークは
   黄色の円柱形マークとする。

14. フィニッシュ
   フィニッシュラインは、スターボードエンドとなるコミッティボートの青色旗を掲げたポールと、ポート
   エンドとなるアウターマークとの間とする。

15. タイムリミット
  タイムリミットは、RRS28.1に基づきフィニッシュした各クラスの先頭艇フィニッシュ後20分以内とする。
  タイムリミットまでにフィニッシュしなかった艇はDNFとして記録される。
  これはRRS35、及びRRS付則A4.1を変更するものである。

16. 抗議及びペナルティ
  (1) 抗議及び救済の要求は、プロテスト委員会事務局で入手できる用紙に記入の上、その日の当該
    クラスの最終レース終了後60分以内にプロテスト委員会事務局に提出しなければならない。抗議
    締切時間は公式掲示板に掲示される。
  (2) RRS付則Nを適用する。

17. レースの成立
   本大会は、1回以上のレースが成立していれば有効とする。

18. 順位及び得点
  (1) 全てのレースは、RRS付則Aに規定された〔低得点〕方式を用いて得点を記録する。
  (2) タイを解く手段として、RRS付則A8を適用する。

19. 申告
   申告は署名方式で行う。
  (1) 出艇しようとする艇長は、出艇する際、陸上本部において出艇許可信号旗掲揚後から予告信号の
    15分前までに出艇申告書に署名しなければならない。
  (2) 帰着した艇長は、帰着毎直ちに陸上本部に用意された帰着申告書に署名しなければならない。
  (3) リタイアする艇は、レース海面を離れる前に、近くのコミッティボートにその旨を伝えなければならない。
    尚、帰着申告書にリタイアした理由を記入しなければならない。

20. ライフジャケット
  競技者は、出艇から帰着まで着用を義務付ける。

21. 特別規定
  (1) アンパイアボートの運航及び審判に対して、救済の要求は出来ないものとする。
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